早いもので一月も今日を含めてあと2日!月日が経つのは本当に早いもの。さて年が開け不動産繁忙期の第一弾目にに入ってきました。空室の空き状況を確認いただく電話の音も徐々にも鳴りはじめ、今年は若干早めかな?と感じています。
さて表題の「感動する」!とは…ですが、昨日海外に在住されているオーナー様より「感動しました」という、とても嬉しいメールをいただきました。近年、所有所されている賃貸物件を管理会社にすべてを任せて海外に在住されているケースは珍しいことではありません。
インターネットの進化で、お金のやり取りや現状の報告など通常に動いている場合は特に問題がないのですが、住宅設備など大きな費用がかかる場合は、日頃からオーナー様との信頼関係を築いていなければスピーディな対応ができず、結果入居者に多大なご不便をおかけすることになり、大きな「クレーム」へと発展することも珍しくありません。
「クレーム」には色々な種類が存在しますが、住宅設備の不具合についての問題提議は、入居者には何の落ち度もなく、素早い対応が当たり前のように求められます。今回のケースは「エアコンの故障」が原因でした。入居者にとっては、この時期にエアコンが使えないわけですので、単なるストレスと言葉で言い換えられないほど心労を与えてしまっています。
もちろんすぐに修理業者を派遣して修理を行うのがセオリーです。しかしオーナーにとっては、経営的観点から、設備の耐用年数を見据え、修理を行うより新しいものに取り替えるという選択肢も存在します。より良い選択肢の中から採択するために、数箇所から出される見積りを見て検討をしたいと希望されるのも不思議なことではありません。
ここで重要なのが入居者への対応と、オーナー様に最短でご理解いただけるようなわかり易い資料作りと対応です。近所に住まわれているオーナー様の場合は、直接顔を見ながらご説明ができるので比較的スムーズに事が運びますが、海外在住のケースではメールが頼りとなるだけに、オーナー様目線にしっかり立った分かり易い資料を、スピード感を持って作成しご提案しなければなりません。
今回は管理担当がすぐには着手できないな!と瞬時に判断し、入居者へ状況を詳しく説明し電器ストーブを手配。担当者は、弊社が業務提携している管理会社の担当者でしたが、この判断と対応がファインプレーでした。結果、オーナー様への提案と検討をいただく時間を作り、工事手配も同時進行で進めることができたので、とてもキレイに収まることができました。
賃貸住宅が飽和状態になってきている昨今、高い入居率を確保するためには、賃貸経営業=サービス業であることを自覚しなくてはなりません。オーナー様から大切な資産である賃貸住宅を預かるものとしては、この『賃貸経営業=サービス業』の意味を自覚するとともに、オーナー様へも提議していかなければなりません。
冒頭の「感動しました!」というとても嬉しいメールをいただいた背景には、オーナー様自身が『賃貸経営業=サービス業』であることをご理解されており、現状のご報告やいくつかの選択肢を踏まえたご提案にスムーズにご対応いただけたことも、実は大きな要素になっています。
しかし、オーナー様より感謝のご連絡をいただくととても励みになるとともに身が引き締まります。←久しぶりにブログを更新しなくては!と思ったほどです(笑)
当たり前の事を当たり前のようにこなす!このスローガンに取り組んで20年以上になりますが、今後も気を引き閉めて取り組んで行きたいと思います。
しかし、新年第一回目のブログ更新が月末とは…。(苦笑)
今年もよろしくお願いいたします。
竹本勇二