先日の日曜日(5月15日)。以前より依頼を受けていた、「貸家の長屋の整理」が14ヶ月の時を経て完了しました。正式な引渡しは今週末の20日。お引渡しに先立ち竣工検査の立会いに名古屋の現場まで、地主さんの長男さんとご子息さん、ハウスメーカーの社員と行ってきました。
賃貸経営大家さん応援団!本日も晴天なり 社長のひとり言ブログ 首都圏でも未だに存在する貸家の長屋。借主は賃料も安く、長く住んでいるため居心地が良いと思いますが、地主さんにとっては、建物の安全性や固定資産税や相続税などなど。問題が山積みです。
一番最初にこのご相談を受けたのが昨年の1月。早速地主さんの息子さんと一緒に名古屋に向かいお話を伺い着手をしたのですが、昨年の酷暑の中での、入居者との交渉など、私が携わった中でも一番苦労したケースでした。ご担当いただいたハウスメーカーさんの担当さんには本当にご尽力をいただきました。
ハウスメーカーや税理士が開催しているセミナーなどで、不良資産の整理をテーマに取り上げられますが、不良資産をそのままにしておくことは、誰しもダメだ!と思っていても、色々なしがらみの中で、中々腰を上げられないというのが現状ではなでしょうか。
今回のケースでは、地主さんの決断はもとより、それに関わるすべての方々が本当に尽力し、成功に導けたと思っています。
竣工検査当日。新しくなった賃貸住宅を見ながら、誰しもが笑顔になっているのが、私自身もとってもうれしく感じていました。
※今回のケースの詳しいストーリーと解決に至るまでの様々な問題点については、地主さんの許可も得ていますので、本サイトにて特集を組んで詳しく解説をする予定です。
しかし・・・。帰りの高速の渋滞はつらかった・・・(笑)