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賃貸経営 収支計画書で着目するポイント!

  • 賃貸管理

収支計画書は厳しく!

賃貸経営を始めよう。賃貸住宅を建て替えよう。空き家になっている実家を有効活用しよう。
賃貸経営を始めようと思うきっかけは人それぞれですが、まずは「賃貸経営は長き亘る壮大な事業」故、つねにリスクを伴うことは自覚しましょう。
金融商品等の投資等に比較すると、賃貸経営投資は比較的リスクは少ないと言われていますが、しっかりとした事業計画を描くことはとても重要です。

その「収支計画書」はバラ色になっていませんか?

大手ハウスメーカーや建築会社に賃貸住宅建築の相談をすると、無料で「収支計画書」を作ってくれます。ここで、ハウスメーカーや建築会社が作成する「収支計画書」をしっかりと吟味することが重要です。
賃貸経営の事業計画書は、これから賃貸経営を始める指針となりますので、しっかりと理解をすることが必要です。
建築会社やハウスメーカー数社に依頼して事業計画書を作成してもらい比較する。とても重要なことです。

賃貸住宅の建築に力を注いでいるハウスメーカー各社は、このサイトで繰り返し注意してもらいたいと書いているリスクを加味した収支計画書を作りご提案・ご説明をしている会社が多いですが、それでも家賃の下落や修繕の積立て、空室リスクなど、マイナス要素は比較的楽観的に見ている計画書も多く存在していますので、気になる点は必ず詳しい説明を受けることが必要です。

例えば重量鉄骨の3階建てマンションを創る場合、建物の耐用年数は34年。
近年では建築素材が進化しており、外壁素材に光触媒塗装を施した素材を採用しているケースが多く、ひと昔ほど維持費が掛からない仕様になっている建築物が多くなってきています。
ただ、少なくとも耐用年数の34年間、修繕費用がまったく掛からないなどはあり得ません。
また、家賃収入が34年間変わらないということもあり得ません。
34年間空室期間がない物件などあり得ません。

収支計画は、家賃の下落リスクや空室リスク、建物の想定される維持管理費用などを厳しく加味しなくては意味がありません。

弊社では「収支計画書」の無料診断を行っています。

弊社では10年前より「収支計画書」の無料診断を行っていますが、いくつかものすごい収支計画書(事業計画書)を拝見させていただいたケースがあります。
とある大手建築会社の「事業計画書」ですが、見た目の数字がすごくきれいでオーナー様も大喜びなものになっています。
サブリース(空室保証)をしているケースに多くみられるのが、賃料の底上げと建物の修繕積立が甘い計画書です。この部分を甘く計算するだけで「バラ色の収支計画書」が簡単に出来上がります。
家賃相場というのはその地域で決まっています。新築時は比較的高く入居をつのるのが管理会社の使命ですが、収支計画書には、やはり通常の相場で参入するだけで、もしものリスクに備えることにもつながります。

弊社では複数のハウスメーカーや建築会社の建築コストを把握しており、また実際の賃料相場もご案内をすることが可能です。
賃貸住宅の建築をお考えの方は是非一度弊社の無料サポートをご利用ください。
建築会社の選定から賃貸住宅の入居者募集から建物管理までワンストップでのご提案が可能です。

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