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チーム力!

  • 竹本ブログ

昨日は私が所属している東京商工会議所・練馬支部の異業種交流会「ネリマ水曜会」の定例会に出席をしてきました。
毎月第一水曜日に開催するこの定例会は、毎回ゲストを招き講演をしていただき、懇親会を行うという流れで開催をしています。今月はゴールデンウィークもあったことから昨日の開催となったのですが、いつもより増してご参加が多く場も盛り上がった定例会となりました。

今回のゲストは南青山で67年の歴史を誇る老舗イタリアンレストラン「アントニオ」の3代目アントニオ・ブルーノ・カンチェーミさん。老舗レストランを守るための苦闘や考え方などをご講演いただきました。

私が特に興味を持ったのは「チーム力」という彼が力をこめて発した言葉。私自身も仕事柄様々な飲食店で商談やら懇親の場で使う機会が多く、いつも思っていることがあります。飲食店とは使う側からすると所謂レクレーションの場です。楽しかったと思う店は何度でも訪れますが、嫌な思いをした店にはどんなに美味しい料理を提供されても敬遠しがちになります。

アントニオ氏も、67年の歴史と繁盛をし続けている秘訣はのは、味20%、接客が80%を閉めるとズバリ言い切っていました。まぁ味は常に美味しさを追求し、研究を重ねられているとは思いますが・・・。

アントニオ氏いわく、繁盛の秘訣である接客の充実度を高めるためには、、チームワークが重要。野球で例えるならスーパースターをそろえるだけでは強いチームにはならず、バントが特異な職人や走塁の上手い職人、守備が優れた職人など総合的にバランスがとれたチームが、長い期間を見据えると強いチームになる。と例えられていました。今年のヤクルトを丁度思い浮かべました。

アントニオ氏の話は、普段私が思っていることをそのまま語ってくれ、再度チーム力の大切さを思い出した感もありました。

ネリマ水曜会という交流会は、中小企業の社長さんたちが集まる会。今回ご出席いただいた社長さんたちにとっても、普段から思っている当たり前の話に過ぎなかったかとは思いますが、日常の忙しさにかまけて忘れてしまった初心を思い出すきっかけになったのではないでしょうか。

南青山のアントニオ。むか~しバブルの頃に2~3回お伺いをしたことがありましたが、久しぶりに伺ってみようかなと・・・。

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