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コラム

借地を整理して効果的な資産活用が実現しました!

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兼ねてから当サイトにてご案内をしていましたが、貸家の整理を整理して土地の有効活用を行うプロジェクトが、1年半の時を経て完了する運びとなりましたのでご紹介したいと思います。

弊社にご相談をいただいたのは、昨年(H22年)の2月。ご相談いただいた内容は、約100坪の土地に築40年を超えた3件の貸家があり、老朽化の心配と共に収益性の問題。同時に子供の世代にスッキリとした形で引継ぎをしたいという思いからご相談をいただきました。

ご相談を伺い、即座にこのプロジェクトをスタートさせたのですが、貸家に入居されている方々への対応に多くの時間を割くことになってしまいました。

入居者のプロフィールで共通していたのが、皆さんが単身のご高齢で、転居先がなかなか見つからないという問題。福祉関係など役所とも相談を重ねながら転居先を見つけ、入居者の方々と丁寧に相談をしながら退去をしていただきました。

左記の写真は建替え前の貸家ですが、かなり老朽化が進んでおり、収益性はもとより、建物の耐震性においてもかなり危険な状態でしたので、結果的には入居者の方がにも、新しい住居にお引越しをいただきよかったと考えています。

このような貸家や貸宅地の問題は、当サイトにも多くのご相談を受けています。収益性の問題や建物の老朽化による心配。また今回のT様のように、このような状態で後世に問題を先送りをすることへの懸念などなど。

今回のプロジェクトでは、ご相談から解決まで1年半の時間を要しました。貸家や貸宅地の問題は、早急に解決できるものではありませんが、どこかで着手しなくては、不良資産をいつまでも抱えることになります。悪循環が続きます。

今プロジェクトの完了(完成引渡し)は5月15日。今からT様にお会いすることが待ち遠しい気持ちです。

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