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コラム

空室期間を短縮させるリフォーム術  PART1

  • 賃貸管理

こんにちわ!早いものでカレンダーもあと1枚を残すだけとなりました。昨日某ハウスメーカーの店長と飲んでいたのですが、ついこの前、この店で忘年会をこの前をやったよーな気がする!と二人とも同意見でまとまりました(笑)
年をとると時間が経つのが本当に早いものです(悲)

さて、今年の賃貸業界では、礼金をめぐる問題をはじめ色々なことが起きました。景気後退のあおりから、地域によっては賃料の下落や空室が目立ちはじめ、数年前の状況とはまったく異なってきており、健全な経営を行うためには、非情に努力を必要とする時代に入ってきています。

賃貸経営を安定した事業として成立させるには、まずは空室を埋める努力が重要です。右の写真は、アクセントクロス。居室のある面だけを他の色と変えつことでアクセントをつける手法で、昨今お金のかからないリフォームとして注目されています。

先日JR中央線「東小金井」に建つ弊社管理物件で退去がありました。築4年と建物自体にもまだまだ競争力があり、かつ中央線沿線という賃貸市場の中では好立地に俗する地域で高賃料が期待できるエリアです。
ただ、東小金井と言えども近隣には競合物件も多数存在しており空室も目立ちはじめています。退去の時期が、秋の賃貸シーズン終盤だったこともあり、賃料設定も非情に悩みましたが、強気な賃料+礼金も2ヶ月という設定で募集を開始しました。


新築時から退去まではトイレやキッチン、居室などすべての部屋のクロスが白で統一されていたのですが、今回の入れ替えを機に居室とトイレにアクセントクロスを採用する原状回復工事を行いました。

募集条件を強気にしたため、1ヶ月少々は覚悟をしてください。とオーナー様と打ち合わせをしていましたが、そんな心配もどこ行く風!募集開始間もなく入居が決まり、前入居者の退去から新入居者の入居までの期間はリフォーム期間を含めて2週間程度。非情に効率よくまわすことができました。

入居契約の際に伺ったところ、5~6軒物件を見てまわったが、他の物件はどこも同じような雰囲気に思えたのに対して、この物件は、クロスの扱い方が印象的で斬新に見え、頭の中に残像が残ったとのこと。

通常、賃貸物件を決める際には複数の物件を内見して決めるわけですが、その際の印象は非情に大切です。この「印象」を意識した競合物件との差別化が入居率を高める重要な要素なのです。

次回も続編です。今日もお付き合いありがとうございました。

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