賃貸住宅経営のリスクには大きく分けて以下の3つのリスクが存在します。
① 賃料不払いのリスク
② 建物の維持管理に関するリスク
③ 空室のリスク
株・投資信託・ビットコインなどなど。話題になっている投機的な投資がSNSなどの広告にもよく流れていおり、気になっている方も多いかと思います。
しかし投機的な投資は専門的知識が必要とされかつある程度時間も束縛されることから、簡単な気持ちではじめて失敗をしたという方の話をよく伺います。
数ある投資の中でも「賃貸経営」はもともとご自身で土地を所有されている方なら、他の投資と比べると比較的低リスクな投資と言われています。
とは言え「賃貸経営」にもリスクは存在します。代表的なリスクを3つ上に掲げました。
各パート毎に書かせていただきます。
① 賃料不払いのリスク
これは俗にいう「家賃滞納」です。数年前までは「賃料不払いリスク」は上位のリスクに位置づけられていましたが、昨今ではほとんどの管理会社が入居契約の条件として「保証会社」を利用することを必須とする流れになってきており、単に「家賃滞納」とうリスクは軽減してきていると感じています。
しかしその裏で入居審査で保証会社任せになっているケースもあり、入居者の個人の質を軽視したため、後々様々な入居者トラブルに発展するケースもありますので、日ごろから管理会社との連携を密に行いたいところです。
多くの場合空室が出ると、まずはレインズという不動産業者間で閲覧できるウェブサイトに登録と同時に一般の方が閲覧できるポータルサイトに登録して入居募集がスタートします。人気物件であればすぐにでも反響があり、申込みが入り審査がスタートされます。まずは保証会社に審査を依頼することが多いかと思います。保証会社の結果を受けその管理会社独自の審査方式で入居者選定を行っていく流れになると思いますが、保証会社の結果だけで入居者の選定を行っている管理会社も少なくはないでしょう。通常は「本人確認」「緊急連絡先確認」「勤め先の在籍確認」他もろもろを確認していくのですが、この流れを保証会社に頼ってしまうとリスクが増加します。
メールなどのやり取りも大事ですが、直接本人と電話で話をして、質問や確認をすることで色々と見えてくるものもあるので、管理会社さんと審査の進め方や考え方を聞いておくことも大切かと思います。
次回は②建物の維持管理に関するリスク編です。
家賃滞納でお困りの方。現在の管理会社に不満をお持ちの方などなど。
お気軽にご相談ください。
株式会社ティーズプランニング
代表取締役 竹本勇二
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